
2025/6/18
【不安神経症、統合失調症】障害基礎年金2級/神経症で遡及
🌟 要約:障害基礎年金2級が認定された事例(統合失調症・不安神経症)
🔹 基本情報
性別:女性(20代)
病名:統合失調症・不安神経症(+ ADHD)
年金等受給:
年額 約82万円(障害基礎年金2級)
遡及金 約400万円
🧠 障害の状態
被害妄想が強く、家族以外との会話困難
外出困難(買い物・役所手続き等)
日中はベッドで横になることが多い
日常生活において家族や支援者の手助けが必須
📌 申請までの経緯と工夫
① 遡及請求の方針
長期の治療歴と生活困難が継続していたため、障害認定日に遡った請求(遡及請求)を目指した。
しかし認定日時点の診断名が「不安神経症」であり、原則対象外。
② 精査と医師対応
当時の診断書に統合失調症に該当する症状(被害妄想・希死念慮など)があったため、
医師に「統合失調症的症状の有無」について確認・追記依頼。
念のため「事後重症」で先に請求 → 後に追記された診断書で遡及請求も追加提出。
③ 結果
事後重症分・認定日分いずれも2級で認定
「主診断が神経症でも、症状が精神病相当であれば対象となる」と審査側も明記
💡 この事例からの学び・ポイント
【ポイント1】病識欠如と家族の支援
統合失調症では病識が乏しくなりがち。家族・周囲のサポートが申請成功の鍵。
【ポイント2】診断名の確認
「不安障害」「パニック障害」などから診断名が変わっている場合がある。申請前に必ず最新の病名を確認。
【ポイント3】神経症でも諦めない
原則対象外でも、症状が統合失調症・うつ病等に該当すれば支給対象となる可能性あり。診断書の詳細記載(備考欄含む)が重要。
🧑💼 スタッフの気づき・成長
診断名だけで判断せず、内容を深く読み解く力が必要。
医師との適切なコミュニケーションが受給可否を左右する。
柔軟な対応が、依頼者にとって最大の利益に繋がることを実感。
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