
2025/6/12
うつ病とは?原因・症状・治療法をわかりやすく紹介
【心の病とやさしく向き合う:うつ病・躁うつ病について知っておきたいこと】
心の健康は、体と同じくらい大切なものです。
毎日をがんばる中で、知らず知らずのうちに心が疲れてしまうことは、誰にでも起こりうることです。「うつ病」や「躁うつ病(双極性障害)」もそのひとつで、少しのきっかけから始まることもあります。
この記事では、これらの病気についてやさしくご紹介しながら、どう向き合えばよいか、そして周りの人にできるサポートについてもお伝えします。
●うつ病とは?
うつ病は、気持ちが落ち込んでしまい、毎日の生活に元気が出なくなってしまう心の病気です。ちょっとした気分の落ち込みとは違って、長くつらい気持ちが続くのが特徴です。
次のようなサインが見られることがあります
・気持ちが沈みがちで晴れない
・今まで好きだったことに興味が持てない
・体が重く感じたり、すぐに疲れてしまう
・寝つきが悪かったり、眠りすぎてしまう
・食欲がなくなったり、逆に食べすぎてしまう
・自分を責めてしまう気持ちが強くなる
・「消えてしまいたい」と思うことがある
●躁うつ病(双極性障害)とは?
躁うつ病は、気分がとても高まる「躁(そう)状態」と、うつ状態が交互にあらわれる病気です。
躁状態のときには、次のようなことが起こりやすくなります
・気分が異常に明るく元気になる
・あまり眠らなくても平気に感じる
・話が止まらず、アイデアが次々に出てくる
・無理な買い物をしてしまうなど、衝動的な行動が増える
・うつ病とは治療方法が異なるため、正確な診断がとても大切です。
●なぜなるの?
うつ病や躁うつ病になる理由はひとつではなく、いろいろなことが関係しています。
・家族に同じような病気があると、なりやすいことがある
・脳の中の物質のバランスが崩れる
・強いストレスや、つらい出来事がきっかけになることがある
・がんばり屋さんや、まじめで几帳面な性格も関係することがある
●どう向き合えばいいの?
早めに気づいて、しっかり休んだり、専門の人に相談することがとても大切です。
・お薬を使って、心のバランスを整える治療
・カウンセリングなど、話を聴いてもらう治療
・睡眠や食事、運動など生活のリズムを整える
・家族や友人、職場の理解と協力を得る
・ひとりでがんばらず、まわりの人や専門家を頼ることが回復への第一歩です。
●周りの人にできること
心の病気は、外から見えにくいからこそ、まわりの人の理解とサポートがとても大切です。
・話をしっかり聴いてあげること
・否定せず、気持ちに寄り添うこと
・必要があれば、専門家への相談をすすめること
・やさしい声かけや、そばにいるという気持ちだけでも、大きな支えになります。
●おわりに
うつ病や躁うつ病は、誰でもなる可能性がある心の病気です。でも、正しく知り、やさしく向き合うことで、きっと前に進むことができます。
もし、自分や大切な人の心の元気が気になったら、どうかひとりで悩まず、信頼できる人や専門家に相談してください。
もっと詳しく知りたい方や、支援を探している方はcare-baseにユーザー登録して、ぜひチェックしてみてくださいね。
#うつ病 #躁うつ病 #双極性障害 #メンタルヘルス #心の健康 #精神疾患 #うつ病克服 #うつ病体験談 #心のケア #うつ症状 #メンタルサポート #ストレスケア #自律神経失調症 #気分障害 #うつ病回復 #心療内科 #カウンセリング #精神科 #心の病気 #生きづらさ #HSP #睡眠障害 #自殺予防 #メンタルケア #メンタル回復 #心の悩み #誰かに相談して #こころの不調 #自己肯定感 #精神安定